2020年初頭のインドホシガメ飼育でやってること ウサギのエサ、CITES登録など
この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。
長いことブログを更新してなかったのですが、ネタがやっと見つかりました。
色々やってた中でもカメは大切に育てています。
とはいっても、今年の冬はこれまでのように広い場所で飼育はせず、エアコンの効いた部屋に狭いケージをセットして飼育しています。
120ケージなので一般的には大きく見えても、20cm超えの♀には狭そうですね。
運動量はやっぱり広々な環境にはかないません。
最近の試しているエサ ウサギのエサ
そんな状態でインドホシガメを飼育し続けていますが、最近は配合飼料としてウサギのエサを使ってみています。
主原料が牧草のチモシーなのでリクガメ用のアルファルファとあまり変わらないことと、トウモロコシなどの穀物を使っていないことから、ウサギのエサは低タンパク、高繊維質となっています。
リクガメの配合飼料として売られているものと比較してもヘルシーで、理想に近い成分組成になっています。
ただ、ウサギの飼育にはカルシウムの少ないエサが良いため、カルシウムだけはかなり少ないので添加が必須です。
最近は適当な量を取って、器に入れたあと、炭酸カルシウムを20gほどふりかけて水でふやかして与えるようにしています。
20kgまとめ買いしているので使い放題です。
クリーパにもケヅメリクガメの幼体生存率の研究記事がありましたが、水分補給といった目的を意識して配合飼料は使うと良く、配合飼料完全になしでは飼育下では難易度が高いと思います。
ですが、配合飼料だけに頼るだけでなく、我が家では育てている大根の葉や生えているノゲシやウラジロチチコグサのような葉のものやスーパーで買ってきた野菜など色々与えると状態良く育てることができます。
配合飼料だけであれば安く済むのですが、カメの健康を考えるなら色々と与えていきたいものですね。
配合はいれものに適当に入れていることもあり、必ず食べ残しは出てしまいますが、それはストックしているならばデュビアに与えると良いです。
数がいるならばデュビアは一晩で一片残らず食い尽くしてくれますので掃除の手間も減らすことができますし、高栄養価のディビアの飼育につながります。
インドホシガメの成長とマイクロチップ
インドホシガメのCITES登録のためにはマイクロチップを打つ必要がありますが、幸い我が家の個体は十分大きくなっており、特段問題はありませんでした。
最低でも甲長13㎝とそこそこ育っている個体ばかりで、これでダメならって感じですが…
マイクロチップを打つことによって、体調とかに影響は無く、思っていたよりも安心ではありましたが、それでも甲長10cm以下の個体には怖いと感じました。
次に打つなら、我が家からベビーが出て数年後なのでまだまだ気が早すぎます。
ですが、率直な感想としては当分国内CBをイベントで拝めなさそうです。
インドホシガメは他の人のCB個体も見てみたいのですが、しばらくはおあずけですかね。
今年の飼育環境
これまでの冬は寒くても広い環境で保温を頑張りながらインドホシガメを飼育してきました。
ですが、去年には死亡個体も出てしまい、今年は狭くても保温がしやすい環境にしてます。
これは、去年が保温不足であったり、湿度が低かったりといった基本的な要素が影響している可能性も考慮して環境のキープしやすさを重視したためです。
保温するにも広い環境では温度勾配がキツくなりますし、湿度の低下も著しく、管理が行き届いていたかといえばそうとも言い切れません。
狭い環境ではやはり運動量の低下から排便が減ってしまいましたが、今のところは温浴と加温しての風呂場散歩で元気に過ごせています。
流石に120㎝ケージサイズであれば優に理想環境を整えられるので、鼻水などはでていませんし、心配は運動不足くらいです。
これを乗り越えて今年の夏には一部屋完全に与えるくらいの広々スペースで飼育したいと考えています。