リクガメは健康ならばほぼ無臭【匂う臭い場合の対策も】
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リクガメの飼育を迷っている人の気になるポイントとして、「匂う?」ってところがあるでしょう。
実際にペットを飼うとなれば、気になるのは「うるさくないか、匂わないか、汚さないか」といったことを考えてどうしようかといったことを悩むのではないでしょうか。
そもそもペット禁止のマンションなども多い中で、そのような点は気になってきます。
僕は6頭のリクガメを密閉された部屋(温室)の中で飼育していますが、その状況からご紹介します。
リクガメのにおい
まず結論から。
リクガメ自身は全く匂いません。
匂うのはうんちのみです。
このように書きましたが、糞はやっぱり生き物である以上仕方なく、どうしてもそこは避けて通りことはできません。
ですが、そんな臭さが部屋全体に広がって、、、といったことは健康に飼育できていればまずありえず、糞の処理をするために近づいて、取り出すときに臭さを感じるくらいです。
また、においの強さは犬や猫などとたいして変わらず、ビニール袋に入れて捨てれば全く外部に漏れることはありません。
なお、ケージでの飼育が一般的になりますが、そのケージ自体も普通はにおわず、もちろんケージ飼育なので部屋の中を汚すといったことは皆無です。
その点で気になっているのであれば安心して飼育をしても大丈夫でしょう。
リクガメの飼育設備が臭いのは大問題
リクガメ自身は臭くなく、飼育設備も無臭で匂いに関する懸念は不要であることはうえで説明しました。
ですが、問題が発生しているとそのように言い切れないキツイ匂いが発生する恐れがあります。
まず、糞ですが、基本的に草をすりつぶしたようなにおいがします。
色は基本が緑色でトマトなどを食べさせた場合は皮がついているといった感じて食べたものによって少々変化します。
また、床材についても基本は無臭。
加湿をするために湿らせることが多いとコバエが発生する恐れはあるものの、においはありません。
このようににおいを発することがないリクガメの飼育環境が臭いと感じる場合は、明らかに飼育環境に問題が発生しており、早急に清掃して清潔な環境に戻すことが必要です。
そうしなくては、鼻水を出すような状態に非常になりやすくなって、病気の原因になってしまします。
人間がにおいを感じない環境を維持
リクガメの飼育環境のにおいは、飼育環境が悪化していることを端的に示す証拠であるので、上手く飼育できていれば部屋まで匂うことはありません。
この環境を維持するためには、食べ残しや糞をしっかりと片づけたり、床材を定期的に交換する必要があります。
これが一番のにおい対策です。
これらは、リクガメを飼育する以上、当たり前の日々のお世話ですので、飼育するのであればやって当たり前のことです。
また、緑色の糞がしっかり出ていることは、健康であることの証であり、飼育者としては喜ぶべきことです。
他の生き物と同じでリクガメも糞は健康確認のバロメータとなりえます。
出ていることを喜び、色や量に安心出来たら取り除いてあげましょう。
それでもなお臭さが取れない場合は野菜など食物繊維を多く含むものを与えて腸内環境を整えつつ、温浴をして出させてやると良いです。
改善されれば糞のにおいは抑えられていきます。
まとめ
リクガメはにおいません。
そのことで飼育を迷っているのであれば、その点は心配する必要は全くありません。
ですが、糞を見て、捨ててといった当たり前のことはもちろん必要で、生き物飼育をする上では避けて通ることはできません。
しっかりと健康なものを出していることを喜んで、健康チェックができるような心持をしたうえで飼育は決めてほしいと僕は思っています。