飼育種を絞って飼育クオリティを高める爬虫類の飼い方
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僕は今年はお迎えはできるだけ控えて、チズガメとインドホシガメ等の去年からいる子たちを中心に飼育しています。
その過程として、飼育の中身は一時大変なことがありましたが従来通りにほとんどを無事に飼育できています。
これからは比較的楽な季節であるので、いったんここで振り返ってみます。
お迎え制限
僕が今年お迎えしたのはインドホシガメだけで、飼育種を絞って飼育方法の研究にいそしんでいました。
冬場にインドホシガメの突然死を経験したものの、その後はほかに被害が及ばず、無事に乗り越えてきています。
それも飼育種を絞っているからだと考えており、絞ったことで困ったときも注意して観察ができるようにできていたからだと思っています。
昔みたいにたくさんいろいろな種をお迎えして大所帯にしていては連鎖的にバタバタ死なせてしまっていたかもしれません。
また、本当に飼いたい種を絞っているので、どの子も気がかりで日々の状態もよく確認するようにできています。
クロコブチズガメは無精卵であったもののファーストクラッチは無事に産んでくれましたし、インドホシガメも存在を確認していた2つの卵は手元にあります。
現在は1つを保温管理して変化がないか見ているところです。
とりあえず今年は新規にお迎えするのは現在の飼育種のみで、できればさらに追加でといったことはなしにしようと今年頭に考えていたことを実行していますが、経過はいい感じです。
やっぱりお迎えしすぎはダメですね。
飼育方法の研究
飼育種を絞ったことから飼育方法の研究やそのほかの研究などやりたかったことが徐々に開始できてきています。
一つ目として、カメ飼育水の再利用からのミジンコ繁殖ですが、かなり軌道に乗って大きく増えました。
また、ミジンコもヤフオクに出すことで飼育設備増強の資金が稼げています。
レプトミン換算だと数年分の利益になりそうです。
また、これまでゆっくりとやっていたデュビアの繁殖についても本格化させて来れました。
こちらはまだまだなので、これからの頑張りしだいですが、ほとんどコストをかけずに繁殖する方法を研究しています。
そして一番大切なのが飼育種の飼育方法と健康診断の深化です。
インドホシガメは2月に突然死を出してしまったので当然全個体のチェックと飼育方法の見直しが急務でした。
それについても大方見直しがついて、飼育設備も変えたうえで状況を見てきましたが、今では全員元気に生活してくれています。
このようなときに余力がないと大変ですので、新規の種をお迎えするリスクをとるならばタイミングが大切だと痛感させられました。
注意していれば安全な6月や10月ごろが一番新規飼育には適しており、不幸を防ぐことができるように思います。
今後の飼育
今後も今年は新規にお迎えはしないつもりです。
現在飼育している子たちを大切に、健康を常に見て気づきがあればすぐに対応できる体制を維持して飼育していきたいものです。
その結果、うまくいけばインドホシガメの繁殖ができると最高ですし、また問題のよく起こる冬が来る前に次の突然死がないように設備を一層強化しておく必要があります。
個体を増やさなくてもやることはいくらでもあります。
今の布陣を維持して、このまま子孫を反映していけるように努力していきます。
また、餌昆虫や野菜の栽培も強化して自給率のアップや販売といったこともできるようにいろいろと実験すべき課題があるのでそれをこなしていけば冬になっているでしょう。
まとめ
飼育種を絞ったことで今の子たちに対してかけれる時間が増えました。
それは結局飼育の質に響いてくるので、安易にお迎えに走らずに自制して本当に今の余力で飼えるのか常に考えてお迎えは計画するべきだと感じています。
計画的に飼育した結果、繁殖ができれば最高ですね。