4月のインドホシガメ飼育方法改善経過
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インドホシガメ飼育も4月に入ればかなり楽になってきます。
冬の大変な温度湿度管理から少し暖かくなったことで、急な変化も少なくなりました。
抱卵中の♀
現在我が家には卵を1つ抱卵中であることがレントゲンで出来ている確認できている♀個体がいるのですが、一向に産む気配はありません。
食欲も旺盛でよく食べ、良く出す健康な状態を維持しています。
以前は産卵の兆候を見せていたものの、産卵促進剤で1つ卵を産んだことで体がかなり楽になったようです。
今ではとにかく食べさせてたくさん卵を作って、産卵して貰えればと観察しながら食べたいだけ与えてみています。
餌事情
餌については桑の葉シーズンが到来してタダで高栄養価なものが調達できるようになりました。
また、春ということで野草も順調に育ってきており、餌には困ることはなくなっています。
桑の葉は一度に大量に採取できるうえに嗜好性も高く、我が家のメイン餌と復帰しました。
その他も生える野草の名前を調べつつ、採取しては与えるようになりました。
鉾には定番のノゲシやハルジオン、タンポポなども嗜好性が高く食いつき良くで最高の餌になります。
個体状況と飼育改善
若干冬場に餌食いが落ちて、やせてしまった個体が出ています。
現在は大型♀2頭を含めた多頭飼育なのでパワーバランスがちょっと気になっており臆病な子については個別で餌やりタイムを作るなどして餌をしっかり食べていることを確認するようにしています。
多頭飼育で大きな問題となるのが、相性問題以上に個体ごとに目が行き届かなくなることであると考えて今は飼育をしています。
簡単なチェックくらいは多頭飼育でも可能です。
鼻水はないか、変な音を出さないか、顔に元気があるか、動きは問題ないか・・・
それでも、突然死が起こってしまい、これまで健康に見えていた個体が次の日には死んでいたといった経験をしてから観察項目の検討を続けています。
多頭飼育でわからないのが、ちゃんと食べているかとちゃんと出しているかです。
食事量を見極めるには、長時間観察していないといけませんが、なかなか平日では時間が取れなかったり、臆病で人が見ていると食べない個体もいます。
また、ちゃんと出しているか確認するにも同じようなサイズの個体を多頭飼育していると誰が出したものかわからなくなったりもします。
これらを踏まえて観察項目の調整と、土日にしっかり見る場合のチェックポイントを整理していきたいと今は計画しています。
突然死も急に病状が悪化して死亡するわけではなく、少しずつ状況が悪化して死に近いているのだと考えています。
細かいサインを見落とさなければ救えるかもしれなかったのが心残りですし、それが飼育者の腕につながると考え、今は問題の整理と対策方法の検討をしています。