健康診断の第二段とインドホシガメの産卵【2019年3月】
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インドホシガメ健康診断の第二段に行ってきました。
これで今いる全員の健康が確認でき、処置が必要な個体は処置をしてもらえたことになります。
健康診断
健康診断の中身については、まだ卵を産めない♀と♂個体だけでしたので、レントゲンはなしで、触診と問診での検査でした。
3頭連れていき、そのうち2頭は問題なし、1頭は中耳炎が治りきらないため、切開して処置をしてもらうことにしました。
中耳炎になると切開して膿をきれいに出すのがやはり最適で、それ以外の治療はあまり効果がなさそうです。
切開したとしても抗生物質の筋肉注射で問題なく治るため、発見したらすぐに病院で切開してもらうべきだと確認できました。
今回は切開処置に8,000円、筋肉注射で2,000円の費用がかかりました。
それ以外の処置は必要ないですが、切開後はやはりリクガメ自身の体力がかなり削られたようで、ホットスポットで温まっている姿が観察できます。
しばらくは体力の回復を待つことになりました。
産卵促進剤
その日に前回の健康診断で抱卵が確認できた♀個体への産卵促進剤の注射もしてもらいました。
1週間あれこれ試してみましたが、どうしても産んできれなかったことと、食欲が落ちており、卵詰りが心配であったため、早期に処置をしています。
産卵促進剤の効果はあまり長続きせず、効果の範囲はその日の夜、夜が勝負だとの先生からの説明ももらったことで、張り切って産卵床を整備して岐路についていました。
産卵促進剤の注射後30分ほどでそわそわしだし、帰りの道中でも結構暴れる姿を見せており、これは持っている卵2つの産卵が期待できると思っていましたが、実際に帰って産卵床に置いたら期待に反して落ち着いて眠そうな顔を見せていました。
これはダメかと気持ちが揺れていましたが、19時に帰宅して1時間ごとに観察に上がっていると22時に1つ雑に地面に置かれた白い物体を発見しました。
穴を掘ったりといった産卵の基本的な姿を見せることもなくその場で産んでしまったようです。
そのため、その卵を回収し、自作ふ卵器に洗って卵を入れて、管理を始めましたが、やはり感無量ですね。
無事に産んでくれた♀に感謝です。
産卵翌日
結局その後確認に上がっても卵を産むようなそぶりや、そのまま産んでしまうこともなく、何もなくその日は終わりました。
もう一つ抱卵した状態だったので、土を掘って産んでくれたかと思い、産卵床全体を掘り返してみましたが、卵はありません。
まだ腹の中に持っている状態で産卵促進剤の効果は切れてしまいましたが、食欲は回復しました。
産卵翌日に取ってきた野草を与えると一心不乱に食べており、一安心です。
とりあえず母体の安全は確保できたことでほっとすることができました。
我が家のインドホシガメ飼育の状態は少しずつ平常状態に戻っていき、今度は卵の管理といった新たな楽しみができました。
産卵後38時間時点で白濁は確認していませんがここ数日で有精卵かどうかもわかるようになると思います。
有精卵を期待しつつも、とりあえずは産んで、食べてくれたことが一番の安心材料となりました。
引き続き、全員のケアをしつつ春を迎えたいと思います。