【3つの実用例】爬虫類、両生類、アクアリウムに役立つ園芸用品
この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。
ペットの飼育にはいろいろな資材が必要です。
ですが、いろいろとものを探して見ると専門の商品よりも大量に、品質が変わらないものがより安価に購入出来たりするものです。
カルシウム剤(炭酸カルシウム)
爬虫類の飼育において、みなさん気にしてよく添加している物にカルシウム剤があります。
爬虫類の餌(昆虫、野菜等)からでは、十分なカルシウムが確保できない恐れがあるため、カルシウム剤を振りかけて、摂取を促すわけです。
特に甲羅があったりとカルシウムの重要度が高いリクガメなどでは、かなり気を使いますよね。
野生下であれば、カルシウムを含む土を食べて、普段の食事以外からも摂取しているといった情報も効くと、すぐに確保できる状態にしておくのが良いと考えてしまいますし、我が家でも与えています。
ですが、専門品の欠点は非常に高価!
152gの少量でもこれだけの値段がします。
元はと言えばただの炭酸カルシウムであり、石灰系乾燥剤からも精製できる物質です。
(出所は気になりますが・・・)
そこで安く大量に手に入らないかと探して見ましたが、非常に良いものが見つかりました。
気になる原材料も卵の殻と生物由来で安心して与えられると考えて購入しました。
(今度はいかんせん20kgと多すぎですが・・・)
カルシウム剤はこのようにして確保しておりますし、乾燥剤は畑の肥料に使って、より安く、よりエコな飼育生活を満喫しています。
床材
これもまた消耗品な床材です。
我が家ではもともとインドホシマンションの中に敷き詰めるため、下記のような専門品ではあまりにも高すぎます。
そこで、一気に200ℓ購入しては、ほぼすべてを使って全交換をしています。
普通に使う分には200ℓは多すぎるような気もしますが、様々な種を多頭飼育していると案外すぐになくなります。
交換後は畑に使えますので、ここでもエコに再利用です。
ヤシガラはバイオマス発電の燃料としても需要があるようで、今後も価格が安定しているかわかりませんが、200ℓを5,000円程度で手に入るのであれば安泰だと思います。
粗目も細目も選べます。
園芸用ですので、若干湿気たまま届くこともあるかもしれませんが、一度出して乾燥、直射日光で消毒した後に使うと全く問題ありません。
このような商品を見つけ出しては、買っていくので、我が家の爬虫類飼育用の死在庫は膨らんでいきます。
また、そのほかにも、趣味で木工をするため、ヒノキオガが大量に発生しますので、それも混ぜて防虫効果を期待したりなどしています。
こちらはどうしても一定量発生する普通であればゴミとして処理するものなので、有効に活用してから捨てるように考えて使っています。
ろ過材
今度はカメ飼育について使っている物です。
我が家ではチズガメ水槽のろ過槽に大量のゼオライトを使用していますが、これも園芸用のものを転用した例になります。
水槽用のゼオライトはきれいに清掃済みではありますが、やはりお値段が高いです。
それに対して、園芸用であれば、全く洗浄されていない粘土状の泥も含む状態で送られてくるものの、安価に手に入ります。
こちらは一長一短ではありますが、ゼオライトの洗浄過程も楽しめるのであれば、安い買い物だと思います。
品質は全く問題なく、我が家では1年以上このゼオライトト化学濾過と有効微生物の住みかとして、生物濾過の資材として使用しています。
まとめ
爬虫類、両生類の飼育やアクアリウムでは、いろいろな買い方、考え方をすることで、必要な資材を安く手に入れることが可能であることがあります。
このような代替物を探すのは非常に楽しいので、僕はこれからもいろいろと代用できそうなものを探し求めていきたいと思います。