冬越えに体制が整った1月のインドホシガメ飼育記
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1月~2月にかけては気温が特に低い時期であり、リクガメ飼育では一番厳しい時期です。
保温はしっかりとする必要があり、餌の採取も難しく、飼育環境が乱れると病気になるリスクもあります。
我が家では元旦から1頭の中耳炎を確認し、現在治療中です。
寒さと餌
この季節は、野草を探そうにも大気の寒さによって大体のものが枯れてしまい、取れるものも小さいノゲシやオオバコ程度で、餌事情は自給自足が難しい季節です。
我が家では、大根や蕪を育てて何とか持たせようと頑張っていますが、成長はぎりぎりで野菜の購入で栄養バランスもとるようにしています。
おもに、トマトやピーマンを購入して与えていますが、餌食いは非常によく、健康に成長を続けています。
体調管理
現在は元旦に中耳炎にかかった個体が出てしまったため、観察を強化しており、温浴時に体の異常がないか確認するようにしています。
幸いなことに中耳炎の発見以降に病気にかかった個体は出ていないため、安定して飼育を続けていますが、中耳炎発生の原因がわからず、対策をどうするか悩んでいます。
すべての個体で鼻水のようなすぐに発生するような病気も出ておらず、餌食いも良好で、運動も十分にできています。
この寒い季節には暖かいインドホシガメ温室は居心地がよく、僕は休日などの時間があるときはよく入りびたって観察をしていますが、中耳炎発症個体も引き続き餌食い、運動ともに良好で、元気な姿を見せてくれています。
この一年で一番寒い季節では昼間の温度は30℃程度まで下がっているため、保温にかかる電気代が一番高くなるのが今の時期です。
断熱材を増設した効果によって電気代は去年よりも大幅に低下しましたが、やはりリクガメ飼育で一番コストのかかるのは電気代です。
(去年より4000円下げましたがほぼ2万円)
設備の強化状況
設備側についても継続して改善を続けており、今月はインドホシガメマンションの側面にカーテンを付けて、湿度と温度の維持をよりしやすくなるようにしました。
全体的な温度は寒くなってきて維持するのが大変ではありますが、ホットスポットからの熱や昼間に蓄えた熱を少しでも長く維持できるように改善を続けています。
その結果として、今月も鼻水もなく運動量、成長量も申し分なく飼育を継続できており、このまま冬越えをさせていきたいところです。
インドホシガメマンションの3階部分も少しづつ構築を進めており、近いうちに完成させたいと考えていますが、我が家で最大の♀は産卵の兆候を見せないため、完成しても当分は使われないかもしれません。
インドホシガメの卵を拝める日が待ち遠しいものです。