リクガメの健康飼育【8つの観察ポイント】

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リクガメの健康観察については飼育への慣れとその個体のクセを知ったうえで、どんどん上達していくものだと僕は考えています。

 

ですが、必ず共通するポイントはあるため、今回はそのポイントについてまとめてみます。

 

どの生き物についてもですが、一番症状がわかりやすく出るのが顔です。そのうえで、以下のポイントをチェックします。

 

1鼻水

 

鼻水が出ていると呼吸器関係の病気である可能性が非常に高いです。

 

すぐに治療をする必要があるため、対応をとる必要があります。

 

 

2皮膚

 

皮膚についても日々変化がないかを確認します。

 

変化があれば、感染症などを起こしている可能性があり、膨らんで膿んでくる場合があります。

 

中耳炎などが皮膚に見える症状です。

 

一度感染症を起こしてしまうと、その後に抗菌薬などで治療を試みたとしても症状の見た目が悪化するのは人間と同じです。

 

 

3目

 

目は鼻水や皮膚病ほどわかりやすくないため、しっかりと確認を行うべきポイントです。

 

目は水分を含んでおり、潤っていることが普通の状態であり、光の反射がなく、死んだような目であったり、瞼が開かない場合は脱水症状の可能性もあります。

 

 

4口

 

口については、まずよだれを垂らしていないか、くちばしが伸びすぎていないかを確認します。

 

よだれを垂らしている場合は口内で感染症を起こしている可能性が高く餌食いもかなり落ち、健康状態が急速に悪化する恐れがあるため、早急に治療を行う必要があります。

 

また、くちばしが伸びすぎている場合も餌が食べにくくなり、餌食いが落ちていくこともあります。

 

くちばしについては、長いこと伸ばしたまま放置していると血管や神経が発達してくるため、伸びすぎている場合は、切ったり削って整えてやることが必要です。

 

野生下であれば勝手に摩耗して適当な長さを保っていますが、飼育下であれば、硬い地面などに口をあてなくても餌を食べられることが、くちばしの伸びに影響しています。

 

5声

 

まず、「リクガメが声を出す」ということ自体に異常を感じる必要があります。

 

リクガメには声帯がなく、健康であれば鳴き声のような音を出すことはほぼありません。

 

異常の無い音としては甲羅に引っ込むときの「シュッ」といった音や、荒い呼吸と合わせて発する(威嚇や警戒をしている場合に多い)鼻息の「フンッ」などがあります。

 

これらすべてリクガメが体や鼻息で空気を震わせて、出す音であり、問題の無いものです。

 

ですが、「ピー」や「ズズッ」といった聞きなれない音の場合は呼吸器関係の病気の可能性も疑ってかかる必要があります。

 

平常時にはこのようにほぼ音は出さないリクガメですが、交尾時は特別で♂が「アー」と鳴いているような音を出すのが普通ですので問題ありません。

6活動量

 

活動量もかなり需要な判断基準となります。

 

リクガメは昼行性であるため、夕方から朝にかけて目を閉じて寝ていることが多いです。

 

ですが、日中はかなり行動的であり、餌を探して歩き回ったり、餌を必死にかじりついていたりとかなり動くため、普段の運動量からの変化もチェックポイントになります。

 

観察できるときは、日中に何をしているのか普段から観察をしておくことで、行動量の低下の状態を判別できるようになります。

 

この行動量の低下の原因としては病気以外にも飼育環境が適したものになっていない、温度が低下している場合にも起こりえますので、原因は環境温度などからの総合判断となります。

 

温度がかなり低下している場合は良いですが、環境の変化はないのにホットスポットから動かないような状態であれば、病気や免疫力が落ちている可能性があります。

 

7爪

爪の伸びすぎはリクガメによくあることです。

 

伸びた爪を放置していると、割れたり、折れたり、足に負荷をかけたりと良いことはありませんので、定期的に切ってやることが必要です。

 

ですが、爪が伸びすぎた場合は血管や神経が通っていってしまいますので、切るときは覚悟が必要になります。

 

できる限り伸びすぎる前に切って、感染症のリスクを避けるとともに歩くときに支障が無いようにメンテをしてやるべきです。

 

8足の動き

 

足の動きについても、力強く踏みしめて、活発に活動ができるように動いているか確認します。

 

普通に歩けていない場合はクル病など、骨に異常が発生してしまっている場合がありますので、おかしな歩き方をしているのを見たら、早期に原因を究明し、餌などを改善を行って悪化しないようにしないといけません。

 

また、傷が皮膚にできて感染症になっている場合もあるため、しっかりと足も確認して異常を放置しないようにすることが肝要です。

 

まとめ

 

以上8つのポイントにまとめましたが、慣れると毎日の確認は6頭分しても3分程度で終わる簡単な日々の日課になります。

 

健康にリクガメを飼育していくためには慣れと経験が必要になりますが、これらのポイントを押さえていけば病気などの異常に至ることを早期発見して予防しながら飼育できるのがリクガメです。

 

普段の観察こそが安定した飼育につながります。

 

2019年6月追記

突然死個体が出てしまったため、確認方法の見直しなどを行いました。

それらの記事を下記にまとめています。

 

参考:

突然死の経緯

原因発見方法の推定

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kamesaki

インドホシガメ飼ってます🐢 カメラもやってます📷 プログラムやDIYとかいろいろやります 超趣味人な生活を楽しむ人生を目指して日々精進!

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