インドホシガメ飼育の12月
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今年も12月に入りかなり寒い日が続くようになってきました。
去年ではもう一段寒くなる日が2月ごろにありましたが、例年であればここから大きく寒くなることはないと思います。
インドホシガメ飼育も冬モードで安定してきました。
インドホシガメと12月
12月に入って変えたことといれば、ヒーターを追加して加温能力をアップさせたことです。
これまでも温度は昼間に晴れると30℃をこえ、夜間でも23度程度を維持できていましたが、健康最優先にするため、さらに加温をして25℃を下回らない温度を最低でも維持できるようにしていきます。
去年とは飼育設備のレイアウトが大きく変わり、インドホシマンションが温室内に設置してあります。
▼我が家のインドホシマンション平面図
かなり床面積の広い飼育設備で、自由に歩き回っていっぱい運動できるようにと作成した設備ですが、空間にかなり大きな区切られていないスペースができてしまったため、対流による熱損失が大きくなってしまいました。
去年からあまり変わらない加温設備では十分に加温ができないかもしれないとの判断でのヒーターの追加です。
また、インドホシマンションの各階にもカーテンを付けて、少しでも熱が逃げないように対策をしました。
▼インドホシマンションのカーテン
この状態で6頭を元気に飼育しています。
夏場からこれまで、体調第一で飼育してきたため、鼻水もなく安定して飼育できています。
このような状態の個体を見ていると、一般的に言われているほどインドホシガメは寒さに弱いわけではなく、状態が悪くなってしまった個体が回復して耐寒力をつける前に冬を迎えて状態が悪化してを繰り返しているのかもしれないと考察をしています。
このような前提に立つと、冬場の飼育環境はもちろんですが、夏場にどれだけいい環境で飼育できるかによって、冬場の飼育難易度が変わるのかと考えています。
冬場になった餌事情
我が家では以前記事に書いたように飼育している爬虫類の餌をできる限り自給自足しようと考えて、野菜や野草の採取や栽培を行っています。
この季節になるとすでに我が家付近(関東)では桑の葉は採取できなくなってしまっています。
ですが、安定的にノゲシを採取できていますし、ウラジロチチコグサやオオバコの類を採取して何とか野草でも食いつなげている状態です。
また、畑では、大根がかなり成長してきて、大根葉を採取できる株が15株ほど確保できてきました。
さらに、購入することになりますが、葉付き大根を買ってきて葉の部分を餌とし、根を土に植えることでも大根葉を育てることができます。
僕が食べてしまうといった手もありますが、大根の買いすぎで食べきれないため、畑に植えて葉の成長を待っています。
この状態で行けば、近く大根葉の安定供給がかなうので、野草と大根葉で飼育を続けていきます。
インドホシマンションの3階の施工
我が家のインドホシマンションは全3階建ての計画で当初から設計と施工をしてきましたが、20cm越えの♀1頭と10cm程度の♂2頭、10cm未満の個体3頭では2階まで作成した段階で十分に広くて、なかなか3階部分に着工できていませんでした。
ですが、年末年始に時間がまとまって取れるため、3階部分の施工にやっと重い腰を上げようと思います。
3階部分はこれまでの飼育状況から産卵セットを設置できるように高い壁を作って深く床材を敷けるように構築します。
これによって年中インドホシ温室の中で飼育から産卵まで必要な環境がそろうのではないかと考えており、やる気がやっとわいてきました。
我が家のインドホシガメたちのベビーを見るためにも頑張って良い飼育設備を作り上げたいと思います。