ケージを作ろう!(アクリル加工)
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我が家ではカメの飼育と平行して、カナヘビの飼育、繁殖も狙ってます!
現在はアイセントラウトカナリアカナヘビ(名前長い・・・)をペア飼育しており、120cmケージが使用中になっています。
カナヘビの飼育数を増やす予定があるのに対して、空いているケージがない状態です。
そこで、ケージを自作することにしました!
サイズは90×45×45です。
ケージづくりの工程
ケージを作成するに当たって設計ではアクリル、木材(今回はヒノキ材)、アルミニウムを材料として調達しました。
木材、アルミニウム材は1m材から適当な寸法に切り出して使用します。
ただ、アクリルについては加工経験がないため、今回は寸法指定で材料屋さんに切り出してもらいました。
そのため、ほとんど加工の必要はありませんが、1箇所接着が必要です。
本記事ではその接着工程について素人の奮闘を紹介します!
その後の予定としては、木材加工、アルミニウム加工の順で制作していきます!
アクリル接着
今回は軽量化に向けたチャレンジとしてケージの底面と背面にアクリル板を使用します。
アクリル板同士を接着してしまうことで綺麗な仕上がりを目指してみました。
アクリル材の接着には主に二種類の方法がありますが、今回は比較的簡単(でも難かしかった)溶剤接着を行いました。
アクリルどうしの接着には重合接着と溶剤接着がありますが、溶剤接着は重合接着よりも強度が低いといった欠点があります。
しかし、それでも溶剤接着では溶剤でアクリル自体を一度溶かして接着するため一般的な接着剤による接着よりはだいぶ強度の得られる方法です!
アクリル接着の溶剤は市販品があり、二塩化メチレンを主材として使用しています。
左のアクリサンデーが有名で右のサンボンドは量が多いです。
僕はサンボンドを使いましたが無色透明でほとんど無臭の液体です。
しかし、有機溶剤ですので侮らずに作業中は防毒マスクをしっかりしておいたほうが良いです。(マスク無しでいると少しの時間で気分が悪くなりました)
このような溶剤をきっちりと合わせたアクリル板にインジェクタ(工業用の注射器)を使い、流し込み一晩寝かせました。
上のようなものを単品で調達しました。
結果は始めてにしては良いかと思います。
(水槽にはしないので・・・)
溶剤が綺麗に充填できた箇所は気泡が少ないですがなかなかムラが激しい結果となりました。
写真はひどく気泡が入っているところです。(次回はこうならないようにしないと!)
自分でやってみるとアクリル加工職人さんの凄さを実感できます!
この後は溶剤がはみ出した箇所をヤスリで削り、磨きあげてアクリル工程は完成です!
次回は木材加工を済ませてケージらしい形に近づけていきます!