我が家でのチズガメ飼育方法
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我が家で気合いを入れて飼育しているチズガメのうち、キマダラチズガメは、インドホシガメ同様に一目惚れで飼育し始めた種です!
繁殖まで視野に入れての飼育を考えており、最近将来の親候補が揃いました!
今では1歳の♂と生まれたばかりのベビーが3匹です。
繁殖は4年後以降のお話になりますが、今は成長を見守る事を楽しんでいます。
飼育環境はアダルト組とベビー組に分けて、別々の方法をとっています。
ベビー集合写真
アダルト個体飼育方法
基本的な飼育設備はいたって簡単で自作ろ過装置とバスキングスポット(日光浴用の陸地)だけで飼育できます。
屋外飼育であれば太陽光で甲羅干しできるためこれだけで十分ですが、我が家は屋内飼育なので60Wのバスキングライトを設置しています。
水槽のサイズは90cm規格水槽で我が家では20cmほど水をはっている状態にしています。
この水槽にカメさんの挟まるスペースが無いようにセットした休憩用の石と水流ポンプをセットしています!
カメ友さんからのアドバイスでレイアウトは非常に簡素にしました。
というのも、レイアウトに挟まって溺れてしまうことがあるようで・・・
我が家では水生カメは簡素なレイアウトで飼育し、優雅に泳ぐ姿を楽しむことで落ち着きました!
このような環境にクロコブチズガメペアとキマダラチズガメ♂の計3頭が同居しています!
ベビー飼育環境
ベビーでも基本的な飼育環境は変わりませんが、ろ過装置は設置せずに毎日の水替えで対応しています!
水槽サイズは60cm規格水槽で、この中に3匹のキマダラベビーが生活しています。
ベビーですので水位は控えめの10cm程度で泳がせています。
まだ人に慣れきっていないベビーの時期はバスキングスポットの下が隠れ家となていて、3頭集まっている姿が確認できます。
ベビーの時期は体のサイズに対してよく食べ、よく出すので、すぐに飼育水が臭くなります。
健康な証拠で良いのですが大量の廃棄物や油膜が発生してなかなか水量に対して協力なろ過ができないと水替えを減らすことは難しいと思います。
特に夏は臭いがすぐに発生するため、水替えが一番簡単で効果を実感できる方法だと思います。
水づくり
ベビー水槽では水替えで水質を維持しているため、飼育水を時間をかけてよいものにするといったことはしていません。
ですが、アダルト水槽では水量が多く水替えが大変であったり、水質の急な悪化が起きないように水づくりを意識したろ過装置を稼働させており、飼育水が臭ったり、汚れでカメさんが見えないことの無いように維持しています。
ですが、難しい事をしているわけではありません!
ただ、ろ過槽全体にゼオライトを敷き詰めているだけです!
水量に対して協力なゼオライト層を作ってやれば、アンモニアなどの有害物質が吸着され(化学ろ過)ゼオライトに住み着いているバクテリアが比較的無害な硝酸塩に還元してくれます。(生物ろ過)
初めは物理的に固形物を取り除く物理ろ過の過程をこの前段に用意していましたが、月1回のろ過槽の掃除で水質が維持できているため取りました(笑)
この構成で週1回の半水替を行っているだけで硝酸塩50ppmを維持できています。
アクアリウム的にはマズイ数値でもカメ水槽であればまあそこそこかなと思います。
現在はここから更に左側の沈殿槽に水草を植えることで硝酸塩の同化除去を考えています!(別水槽で水草育成中)
チズガメの飼育難易度
ここまで、我が家でのチズガメの飼育環境を紹介してきました。
僕はチズガメ飼育は難しくなく、簡単な水生カメの飼育環境を整えてやることで十分に飼育できるカメであると実感しています。
インドホシガメとは大違いでここまで病気もなく飼育できていますので、飼育環境のメンテナンスへの時間や必要な出費は少なく飼育できます!
(インドホシガメが特に手がかるだけだとおもいますが・・・)
それでいてこの姿と優雅な泳ぎを観賞できるのはチズガメの魅力を知っている者の特権だと思います!
同じく綺麗で優雅な泳ぎを見せてくれるダイヤモンドバックテラピンと同じくらいの地位をチズガメが獲得できるように願い、繁殖への努力を重ねていきたいです!
2019年7月
有精卵を確保しました!